ミラノ・サローネ2016 現地レポート その3

EATALY(イータリ)

ミラノ・サローネが開催されているエリアは、メインとなる展示会場以外でも、見どころが盛りだくさん。
近年日本にも出店して人気を博している「EATALY(イータリ)」は、ミラノのコルソコモ・ガリバルディに支店を構え、多くのミラネーゼが訪れています。
街中に、さりげなくデザインがあふれており、ちょっとしたレストランでも雰囲気たっぷりです。

EATALY(イータリ)

「無骨」と「洗練」の共存

EATALYで行ったカフェ

パンやデザートなどが気軽に食べられるカフェに連れて行ってもらいました。
食にうるさいミラノっ子にも人気のお店だそうです。

EATALYで見つけたテーブル

感心したのは、さりげなく置かれているインテリアたち。
中でも、テーブルに目を奪われました。
非常にシンプルな構造で、そっけないマットグレーにペイントされた金属プレートがそのままいかされています。
直接肌が触れる天板には、分厚い木材が使われており、木と金属がマッチしていました
店舗内全体の雰囲気が上手く整っていて長く居たくなる空間でした。

プレートとワイヤーのペンダントランプシェード

プレートとワイヤーのシェード

プレートとワイヤーのシェードさて、展示会場へ戻ってみましょう。
このランプシェードは、フレームとなる金属プレートに、ワイヤーを巻いただけで、非常に豊かな立体表現を実現しています。

キャンドルホルダー

キャンドルホルダー

キャンドルを天井から吊るす照明器具です。
高さは50cm、奥行きは25cmくらいでしょうか。
メタルプレートをカット、曲げることで構成されている灯具です。
板金屋が考えたデザインの様な気がしました。

ミラノ・サローネ視察を終えて

さて、ヒラミヤにとって初となるミラノサローネ視察は、やはり大変に刺激的でした。
世界中から集う有名デザイナーの作品を間近で観察する機会であり、メイン会場外で開催される各種デザインイベントの活気、そして、デザインが生活と密着したミラノという街の雰囲気。
すべてが世界レベルのデザイナーズウィークでした。
物づくりに携わる者の定め、展示物をはじめ目にする物触れる物すべてに興味津々で、「我々ならどう表現するか?」と、現場で考え込むこともしばしば。
その時に撮った写真をレポートと共に公開させていただいた「ヒラミヤ・ミラノ・サローネレポート」も、今回をもちまして一度終了とさせていただきます。
最後になりますが、20万平米という広大な見本市会場に出展した、およそ2300社のメーカーの1/3が海外からの参加という事実にも、勇気付けられました。
国際的なマーケットを視野に入れるという挑戦を、いつかは実現したいと思い浮かべた貴重な体験でございました。