手描きスケッチを3D CADと職人の技術で具現化 – イグアナアイ・プロジェクトその2

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パネル同士を接合するリブ部分の曲げ加工

イグアナアイ青山 インテリアプロジェクトの根幹となる「洞窟」。
それは990枚のプレートで三次元曲面を構成する「シェルター」です。

建築家・水谷壮市 氏の手書きスケッチを元に、「シェルター」を3Dモデリングデータ化
展開した3Dモデリングデータから作成した図面を、炭酸ガスレーザー加工機で切り出し、「シェルター」を構成するパネルの曲げ加工を行いました。
パネル同士を接合するリブ部分の曲げ加工は、機械で曲げた後に1か所ずつ熟練の職人による手作業の細かな修正を行い完成させます。
最新のソフトウエアを駆使して作られた図面も、具体的な立体物に完成させるには、やはり高い金属加工技術を持つ職人の経験が不可欠なのです。

手書きスケッチを3Dモデル化~レーザーカット用の展開図面へ

イグアナアイ青山3Dモデリングデータ手書きのスケッチを元に、3D CADソフト「ライノセラス」のプラグイン「グラスホッパー」で3Dデジタルモデリングデータを作成
この3Dデータを展開して、2D CADソフトの「AP100」でレーザー切り出し用の二次元の図面を作成します。

アルミ板からパネルの切り出し

炭酸ガスレーザー加工機展開図面をドイツ・トルンプ社製の炭酸ガスレーザー加工機で、アルミ板からパネルを切り出す。
切り出された総数990枚のパネルを管理するのも仕事の一つ。
切り出されたすべてのパネルは、それぞれの形状が違うため、認識用の番号が与えられました。

細かく角度を設定した治具の作成

治具(スコヤ)それぞれのパネル同士は、リブで接合され、その角度は非常に細かく設定されている。
リブ部分を曲げるために、1度づつ細かく異なる曲げ角度に合わせた、治具(スコヤ)を製作する必要がありました。

最後は手作業による「曲げ」の作業でパーツを完成させる

曲げ加工したパネル治具(スコヤ)を当てて、まずはベンダー(曲げ専用の機械)でリブを曲げていきます。
機械だけでは、どうしても干渉などで曲げられない部分が出てくるので、職人が手作業で修正をかけながら曲げて仕上げます。

イグアナアイ・プロジェクトその3に続く