製作事例:ベンダー加工技術のご紹介 – 0.2mm厚から19mm厚まで曲げます

  

板金加工の作業で、基本的な技術の一つとしてあげることができるのが「曲げる」作業。
中でも、金属製の板を定められた角度で直線的に曲げる作業をベンダー加工と呼びます。
原理としては、ダイと呼ばれるV字の溝を持つメス型に金属板をセットし、オス型(ヤゲン)を押し込む事で正確に曲げる事ができるようになっています。

金属板の厚みによって、それぞれ違う難しさがあるのですが、今回は、極めて薄い板と極厚の、両方をお見せしましょう。

0.2ミリ厚の極薄ステンレス板に挑戦

161214HiramiyaMage0005まずご用意したのは、厚さが0.2ミリという極薄のステンレス板。
こちらは、曲げ高さ2ミリまで曲げることができます。

薄いからといって簡単な作業になる、というわけではありません。
形状によっては、金型に干渉してしまって、加工そのものが難しい場合もあります。

130トンの力で極厚鉄板を曲げる

そして、16ミリの極厚鉄板。
手にとっただけでもかなりの重さがある金属の塊も、設計図通りに曲げることができました。

161214HiramiyaMage0016厚みのある金属板を曲げることで、内側は圧縮され、外側は引っ張られて伸ばされます。
こういった金属の特性を予想した上で完成品の設計を行い、130トンの力をかけることで、厚さ19ミリの鉄板まで対応することが可能です。

吹けば飛んでしまいそうな薄い金属板から極厚の鉄板まで、正確に曲げるためには、どちらも適切な用具の使用と知識が必要とされることは間違いありません。