試作機の製作へ向けて、大豆選別機の先駆者の元へ – 大豆選別機 その2

地元工業会の青年、大矢賢司さんの声掛けで始まった「大豆選別機プロジェクト」。
それは、手間のかかかる大豆の選別を、手作業に頼らずに実現できる「手動式選別機」の開発と製作でした(前回のストーリーはこちら

試作開発の検討が始まったのは、遡る事およそ1年、2015年の6月頃でした。
大矢さんがリサーチして見つけたのは、すでに選別機を完成させている埼玉県の横田農場さんという小規模な農家でした。
考案者であり、実際に製作された横田茂さんは、無農薬農業に携わっていらっしゃるプロの生産者の方。
手作業の大変さを実感し、選別機の必要性を感じていらっしゃる先輩だったのです。

「横田式大豆選別機」との出会い

横田式大豆選別機「横田式大豆選別機」を見せていただくために、埼玉県は小川町へ。
拝見させていただいた「大豆選別機」は、実際に農業をなさっている方が製作されただけあって、非常に完成度が高いものでした
「手動」という点も、我々が探していた基準にピッタリです。

さっそく目の前で実演をしていただきました。
まずは、ハンドルをグルグルと回しながら、ホッパーと呼ばれる漏斗状の投入口に大豆を入れます。
絶妙な傾斜が付けられたシートの上に落ちた大豆は、ベルトコンベアの上を移動していきます。
この段階で、形が悪くて転がらないくず豆が排出されます。
第一段階の選別をくぐり抜けた大豆は、ドラム形状のふるいへ。
そして、編み目の大きさによって三種類に分けられます。
これが、おおまかな仕組みです。

シンプルかつ機能的。さすが、大豆農業に携わっている横田さんが製作された実用機。その完成度の高さに唸らされた次第です。

製作の苦労話を伺ったり、サイズを計らせていただいて横田農場を後にした我々。
後は、先駆者の方が作った選別機をいかに金属という異なる素材で再現し、どのように製品化へ展開させるか。
多くの方々の協力を得て、いよいよヒラミヤの腕の見せどころがやってきたようです。

大豆選別機ヒラミヤストーリー第3回に続く

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